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トップページ > 中国の開発区案内 > 寧波経済技術開発区について > 概況

 
  寧波経済技術開発区について  
 

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一、寧波市について

二、寧波経済技術開発区について

(一) すばらしい地理上の位置 
(二) 寧波開発区の港湾条件
(三) 保税区との相補関係
(四) 便利な交通
(五) 完備されたインフラと生活教育施設
(六) 投資の優遇策
(七) 優れたサービス・システム
(八) 寧波に進出している日系企業
(九) 寧波開発区外資プロジェクトの投資及び経営費用

三、寧波経済技術開発区の連絡先


一. 寧波市について

天然良港に恵まれた寧波市
寧波は古くから中国対外貿易の重要な港湾都市で、孫文先生の「建国方略」という本の中に描かれた"東方大港"も寧波の北侖港を指している。
寧波の北侖港は中国大陸で石油、石炭、鉄鉱石、ケミカル、コンテナ、雑貨、大型貨物等をすべて処理できる大小のバースを完備する有数の総合的な深水港の一つである。揚子江デルタ地区における臨海貿易港として、また、南北の海運における主要中継地点として大きな役割を果たしている。

上海経済圏にある有力都市
中国大陸の海岸線の真ん中、揚子江デルタ地域の南に位置する寧波は杭州、上海に近く、対外開放都市に指定されている。省レベルの経済管理権限を持つ単独計画都市で、地方法律の立法権限を持つ。歴史的にも有名な文化都市、対外貿易港湾都市である。面積9365平方キロメートル、常住人口546万人で、流動人口は127万人程である。市は海曙、江東、江北、鎮海、北侖、キン州の六区と象山、寧海の二県、余姚、慈渓、奉化の県クラスの三市を管轄している。
寧波は港、地理的位置、及び政策の利点に恵まれ、改革開放以来の25年の建設で全市の経済はめざましい発展を遂げた。中国華東地域の重要な工業都市と対外貿易沿岸都市である寧波市の2003年のGDPは210億ドルで、一人当たりのGDPは3840ドルであった。寧波の一人当たりの収入は上海と並び、深センと広州に次ぐ国内第三位で購買力の強さが分かる。2003年の年末まで、7777社の外資系企業が設立された。


二.寧波経済技術開発区について

寧波経済技術開発区は1984年10月中国政府にて批准された第一陣の国家級開発区の一つである。
寧波経済技術開発区内は外資系企業を主とし、2003年末までに、外資系企業918社が成立され、投資総額は128.9億米ドルに達した。石油化学、機械、電子、紡織、食品などの産業は投資の集中する主導産業である。日本の伊藤忠、三菱商事, 三井物産,日新製鋼、 丸紅、台湾の統一、 厚生、Evergreen貨物運輸、永豊余等を始めとする沢山の外資系企業は寧波開発区で投資し工場を建てた。
世界的に有名な諮問機関は中国大陸に外国投資に対する一番良い地区が9つあると発表したが、寧波もその一つだと評価されている。

(一)すばらしい地理上の位置
寧波は国際、国内の金融センターである上海に近く、人材、情報、金融などの面で他地域にない優位性をそなえている。製品輸出を主とする企業ならば北侖港という深水港を通じて、いち早く国際市場に進出できる。中国国内向けの製品を主にする企業ならば、寧波経済開発区を拠点とし、いち早く揚子江デルタ経済圏に浸透できる。

(二)寧波開発区の港湾条件
開発区に隣接する北侖港は中国大陸有数の国際深水中継中枢港で、国際海運の中枢である上海国際海運センターの重要な一部でもある。コンテナの取扱量の成長率は3年連続50%以上を保ち、中国で一番速く発展する港となった。2003年の貨物取扱量は1.85億トンに達し、中国大陸で最大の鉄鉱石、石炭、原油、液体化学品の中継基地となり、上海に次ぐ第二の港となった。中心水路の深さが50メートルで、沿岸線の深さが15メートルである。
全国各港及び全世界90ヵ国・地域の合わせて560余りの港湾との間に航路を開通した。その内、コンテナ便は北アメリカ、ヨーロッパ、日本、韓国、シンガポール、香港と開通し、月間460便となっている。

(三)保税区との相互補完関係
開発区は保税区に隣接している。保税区は"国境内、税関外"の方式で運用する特殊な経済エリアで、中継貿易が許可される。開発区内の外資系企業は保税区の機能を十分に利用し、関係企業との貨物のやり取りが簡単にできる。

(四)便利な交通
海運、内陸水運、航空、鉄道、高速道路、一般道による立体的交通網を既に作り上げ、区内の道路もとても便利で、寧波櫟社国際空港(香港、マカオまで直通)、蕭山国際空港、杭州国際空港、上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、鉄道、高速道路、北侖港などで国内外と繋がっている。
今建設中の杭州湾大橋(寧波―上海間の海上大橋)は2002年起工で、2008年に竣工、開通する予定である。この大橋が出来上がると、寧波から上海までの距離は2時間以内に短縮される見込みである。

(五)完備されたインフラと施設
1、 電気の供給
開発区内に全国最大の火力発電所があり、この発電所を含め、開発区の電力施設では405万キロワットの発電能力がある。上海をはじめとする華東地区の各地まで送電している。また、区域内に3.5万ボルトから22万ボルトまでの変電所が10カ所ある。 現在建設中の大型発電所は二カ所あり、新規総発電能力は400万キロワットである。
2、 ボイラーの供給
蒸気工場も2カ所あり、電気と蒸気を共に供給している。
3、 豊富な水
供給能力は33万トン/日、潜在している年間の水の供給量は1億トン/日
4、 整備された通信
区域内10万端子の交換機が設置してあり、IDD、ISDN、DDNなどの通信サービスが整っている。
5、 汚水
区域内に汚水処理工場、汚水処理所、汚水ポンプを幾つも設置しており、その処理能力は一日で29万トンである。
6、生活施設
寧波は歴史と文化の町として、民衆が素朴で、治安がよく、法的環境が理想的である。中国における一番早く豊かになった都市の一つでもあり、生活環境はかなりすばらしい。観光名所も沢山ある。例えば、日本の仏教の曹洞宗の発祥地である天童寺、中国最古の蔵書楼及び近代名人の蒋介石の故郷は寧波にある。
寧波はホテル、クラブ、別荘、水泳センター、体育館、大劇場、ショッピング、一般と高級なマンションなどの生活、娯楽施設はすべて揃っていて、医療体系は完備し、総合病院が26軒、漢方病院が8軒、専門病院が7軒ある。開発区にも医療システムが整備している。
7、教育施設と豊富な人的資源
揚子江デルタ地域の優秀な人材資源は十分に利用できる。一方、寧波には今、自然科学研究機構170カ所、科学技術者19.5万人もいて、浙江省重点大学である寧波大学、寧波理工大学などを含め、大学と成人大学は20カ所あり、毎年の大卒者は1万人余りで、寧波高等職業技術学校、寧波服装学校、寧波紡績学校など各業種を含む専門学校と技術学校が60カ所あり、卒業者は1万2千人もいる上に、周辺利用できる労働力は80万人以上もいる。開発区内にも職業技術学院(短期大学)を設けてあり、従業員養成を委託することも出来る。さらに、各技術学校から大学まで日本語学科が設けられ、日本語の分かる人材もどんどん増えている。

 

日本国際貿易促進協会

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